テーブルは長さ4000mm、厚みが60mmあり、迫力があります。
カーペットと同系色の脚部によって、天板が際立ちながらテーブルそのものとしては悪目立ちせず、
空間に溶け込ませています。

総桐キャビネットは、加茂総桐たんすの伝統的なつくりを踏襲しながらも、
抽斗部と開口部を設けることで、
単なるたんすではなく応接間の収納としての使いやすさを持たせました。

また、抽斗の金具には加茂桐たんすの伝統柄である、
西陣(にしじん)の金具を採用しました。

歴史を紐解くと、新潟県加茂市にある青海神社は
700年代に京都の賀茂神社の社領となっており、
古くから京都との関連性があると言われています。

そのことが起因となり加茂総桐たんすの伝統的な金具には、
今日まで西陣柄が採用されてきました。